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6. 勉強時間より“集中密度”が重要

「1日5時間も勉強したのに、成績が伸びない…」
そんな悩みを持つ受験生は少なくありません。
でも実は、勉強の“量”ではなく、“密度”こそが成績を左右する最大の要因なのです。

長時間机に向かっていても、頭がぼんやりしていたり、集中が切れていたり、スマホや周囲が気になっていたら、実質的な“学習成果”はごくわずか。
それよりも、1時間でも集中しきった学習を積み重ねた方が、圧倒的に効果があります。

◎「やった時間」ではなく、「やりきった時間」がカギ

受験生によくある勘違いが、「今日は6時間勉強したからOK」と“時間の長さ”で満足してしまうこと。
でも、肝心なのは、「その6時間の中で、集中できた時間はどれくらいだったか？」という視点です。

同じ6時間でも、

• 最初の1時間はスマホをチラ見しながら

• 次の2時間は参考書を開いていたけど頭に入らず

• 休憩のつもりがそのままダラダラと1時間スマホ

…となってしまっては、実質的に“意味のある勉強”は1〜2時間だけ、というケースも珍しくありません。

◎集中密度を高めるためのテクニック

それでは、どうすれば“集中密度”を上げることができるのでしょうか？
ここではすぐに実践できる、具体的なテクニックをご紹介します。

● ポモドーロ・テクニック

25分間集中して勉強し、その後5分休憩する。これを1セットとして繰り返す方法です。

• 25分という区切りがあることで、集中しやすい

• 「あと◯分だけ頑張ろう」と意識が続きやすい

• 休憩をしっかり取ることで、次の集中力が回復する

アラームやタイマーを使って、リズムよく学習を進めましょう。

● タイムラプス撮影で自分を“監視”

スマホのカメラを使って、自分が勉強している姿をタイムラプスで撮影すると、「見られている感覚」で集中力がUPします。

• ダラけた時間が減る

• 自分の集中の波をあとで確認できる

• 後から振り返って「がんばった自分」を可視化できる

習慣化すれば、自己管理能力がぐんと高まります。

● 「今日のベスト勉強」を記録する

毎日、終わったあとに「今日一番集中できた勉強」をメモに残しましょう。

• どの教科を、どんな方法で、どこでやったか

• なぜ集中できたのか

• 次の日に活かせる工夫はあるか

この記録を続けていくことで、自分の“集中の傾向”が見えてきます。

◎集中のコツは「目的意識」と「環境」

集中密度を高める最大のコツは、「なぜこの勉強をやるのか？」という明確な目的を持つことです。

たとえば、

• この問題集は“ミスしやすい単元の確認”のため

• この30分は“英単語の暗記”に集中する

• この時間で“模試の間違い直し”を終わらせる

というように、“時間”ではなく“目的”で学習を区切る意識を持ちましょう。

さらに、集中しやすい“環境づくり”も重要です。

• 机の上を整理する

• スマホを別の部屋に置く

• 使う教材を1つに絞る

など、意識を散らさない工夫を自分なりに取り入れていくことで、自然と“集中できる自分”に近づいていきます。

◎ハッピースマイルでは「集中力アップ」も徹底サポート！

個別指導のハッピースマイルでは、「勉強を教える」だけでなく、「どうすれば集中して取り組めるか」という学習環境・習慣の指導も行っています。

• 一人ひとりの集中力のクセを分析

• 自習室の利用ルールも集中を前提に設計（静か・スマホ禁止・1時間ごとに休憩）

• 1日ごとの「ふりかえりノート」で集中時間を“見える化”

単なる“長時間勉強”ではなく、“密度の濃い時間”を積み重ねる指導で、受験生の学力を効率的に引き上げています。

集中力は才能ではありません。
ちょっとした意識と工夫で、誰でも鍛えることができます。

この秋は、勉強時間だけでなく「その時間の中身」に注目して、“本当に意味のある勉強”を積み重ねていきましょう！